6年間を過ごした仙台を離れる日に思うこと
先日、東北大学大学院を修了。
ちょうど今仙台から東京に向かっている最中、寂しさが募るばかり。
それだけ仙台では多くの素晴らしい出会いがあったということだと感じます。
建築を通じて出会った人、
フットサルを通じて出会った人、
アルバイトで出会った人、コーヒーを通じて出会った人、
ギターを通じて出会った人、友達の友達として出会った人...
出会ったシチュエーションは様々、年齢も国籍も様々だけれども、
確かなことはいずれも仙台にいたから出会えたということだと思う。
印象的なのは、
高校時代からの友人と雪積もる青葉山で豆をひきお湯を沸かしコーヒーを淹れ、
寒い寒い言いながら、音楽は何がいいか、場所はどこがいいか、どんなヒミツキチがいいかなど語り合い、
友達がまたさらに友達になり、9年前から知ってるにもかかわらず、
新しく人に出会った感覚になったこと。
そしてまたもう一つ、仙台に来て自分の中で大きく変化したことがあった。
それは震災を身近に感じることができたということ。7年経った今でも。
当時、埼玉にある高校のグランドでサッカーをしていた自分にとって、
生の声を聴いたり、実際に訪れたりと自分の肌で感じたことによって考えることができるようになれたのは、
4月から建築に携わる者として必要な経験であったと思います。
あと数日で社会人になる。
初めてUDSを訪ねてから1年以上も経つ。興味を持ち始めたのはさらに前のこと。
やっときたか、という感じ。この気持を忘れずにこれからの人生を楽しみたい。