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書き留めておきたい日々の記録

20180427新卒研修終了!

1ヶ月の新卒研修が終了し、

配属先が希望通りCOMPATH(設計部)に決定!

 

入社当初、

個性豊かなメンバーに囲まれ、

自分の強みだったり、

なにを生かして仕事をしていけばいいのか、

なにに向かって働けるのか、

正直、入社前に持っていた情熱を見失っていた。

 

しかし、

運営拠点研修で2つ上の先輩に

 

・なぜ建築を志したか

・なぜ設計なのか

・なぜudsなのか

・これからなにをしたいのか

・大学院に行ってなぜ設計を仕事にしたいと確信に変わったか

 

この点は必ず考える必要があると、

しかもそれらをストーリー調で語ろう。と教えて頂いた。

 

ここで、ただ悩んでいた自分が

考えるべき点を明確にできた転機となった気がする。

 

そして、

それらの点が、

周りの人に情熱を伝えられないほど

輪郭の「り」の字も見えないほどボケていたものだと思い知らされ、

自分の「一度考えてから口に出す」という弱みを直さなければ、

仕事していけないと感じたのが、

周防大島合宿であった。

 

ここでの、

情熱を2分間で伝えるパッションステートメント、グループでのプレゼン作成が

「今すぐ変わらなければ」と危機感を感じた時であった。

合宿の最後のプレゼンでは、

「情熱を伝えるため、訴えかけるため、楽しく話す」ことの手応えを自他ともに感じ、

自分が楽しむためには、

話すことを明確にし、準備し、自信をつける必要があると理解した瞬間であった。

 

 

そして、

研修の成果を表す最終プレゼン、

よかったというお言葉を皆さんに頂き、

成長を実感できたものの、

自分の中で具体的になってるもの、まだまだ抽象的なものがはっきりわかった。

 

また、

中川さん(社長)には面接時に戻っただけと言われ、

「環境によって自分を出せない時があること」が課題だと、

なにが自分を出せる要因になっているかを考えることが必要だと、ご指摘いただいた。

 

自分を出せるのは、

「目標が定まっているとき」

「自信をもてているとき」

である。

 

そして梶原さん(会長)には、

「強みは弱み、弱みは強みでもある」と、

考えてからでないと口に出せないのは弱みではないと、

逆に強みであると、

デザイナーにはそれこそ必要であると

教えていただいた。

 

 

最後に中川さんから新卒メンバーに向けたメッセージ。

 

新卒はまっさらなのが最大の強み。


新卒のフレッシュでエンドユーザーに近い
目線で、事業や組織にメスを入れていけるこ
とが組織の理想です。


変に解を求めずに、環境に対して自然体で
向き合い、自分らしさを大切に、やりたいこ
とを粘り強く、貪欲に突き進んで下さい。

6年間を過ごした仙台を離れる日に思うこと

先日、東北大学大学院を修了。

 

ちょうど今仙台から東京に向かっている最中、寂しさが募るばかり。

それだけ仙台では多くの素晴らしい出会いがあったということだと感じます。

 

建築を通じて出会った人、

フットサルを通じて出会った人、

アルバイトで出会った人、コーヒーを通じて出会った人、

ギターを通じて出会った人、友達の友達として出会った人...

出会ったシチュエーションは様々、年齢も国籍も様々だけれども、

確かなことはいずれも仙台にいたから出会えたということだと思う。

 

印象的なのは、

高校時代からの友人と雪積もる青葉山で豆をひきお湯を沸かしコーヒーを淹れ、

寒い寒い言いながら、音楽は何がいいか、場所はどこがいいか、どんなヒミツキチがいいかなど語り合い、

友達がまたさらに友達になり、9年前から知ってるにもかかわらず、

新しく人に出会った感覚になったこと。

 

 

そしてまたもう一つ、仙台に来て自分の中で大きく変化したことがあった。

それは震災を身近に感じることができたということ。7年経った今でも。

 

当時、埼玉にある高校のグランドでサッカーをしていた自分にとって、

生の声を聴いたり、実際に訪れたりと自分の肌で感じたことによって考えることができるようになれたのは、

4月から建築に携わる者として必要な経験であったと思います。

 

 

あと数日で社会人になる。

初めてUDSを訪ねてから1年以上も経つ。興味を持ち始めたのはさらに前のこと。

やっときたか、という感じ。この気持を忘れずにこれからの人生を楽しみたい。

 

 

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時代が浦高に追いついてきた

昨日、本屋に寄り偶然見かけた

『埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意』(佐藤優、杉山剛士、講談社現代新書

をさっそく読んだ。

 

この本に加え、

あと2週間で社会人となり、

6年間暮らした仙台を離れ浦和にもどって来たため、

最近は浦高の同期に会ったり、サッカーの試合に出る機会があった。

 

これらの影響でふと浦高時代のことを思い出すときが多い。

 

「少なくとも三兎追え」は今でも自分の教訓であるが、

この本で印象に残ったことを書き留めておきたい。

 

一つに、

第29代浦高校長の杉山先生が述べていた

「時代が浦高に追いついてきた」という一文。

ただただこの文言もかっこいいわけだが、

先生は、現在話が進んでいる大学入試改革に対して、

決まった正解に早くたどり着く力ではなく、

正解ではなく納得解、つまり本質をつかむ力こそ

浦高の伝統的な教育の王道とも言うべき道を突き進むだけと述べている。

 

もう一つ。

「最後に役立つのは総合知」ということ。

浦高では、

文系でも数Ⅲを理系でも日本史、世界史をやるカリキュラムであったし、

工芸や音楽、美術もあった。

さらにイベントも古河マラ、スポーツ大会、遠泳など

数え切れないほどのイベントがあった。

多くの与件の中でいかに能力を発揮できるか、

いま必要でない勉強をどのくらいできるかが社会でいずれ役に立つということであった。